太陽光FIT終了対策でエコキュートの見直しの試行錯誤を繰り返す

先月に太陽光発電のFIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)の10年が経って終了し、節電を検討したところエコキュートの使い方で節電が出来ることが分かってきた。それはエコキュートの時刻設定で可能であることも分かってきた、実際に時刻設定を変更して1週間が経ったので再度検証した。また今後の使い方についても検討を始めたのであわせて確認していきたい。

卒FITになり電気料金の削減を検討したらエコキュートにたどり着いた 2022/02/12

家庭用の太陽光パネルでエコキュートの電気をまかなうことにしてみた  2022/02/18

※今回の取り組みはメーカーは推奨していないので自己責任で行う必要がある

■時刻設定を変更してみたが

メーカーは推奨していないが、台所にあるリモコンで時計設定を変更した。しかし「おまかせ」設定になっているためか、思っていた時間から「沸き上げ」が開始しない。どうしてか分からない・・・いままでの太陽光発電パネルで確認するが23:00から沸き上げが始まっているように思われるのだが?

その①
23:00〜7:00(ナイトタイム)で湯沸かししていたところを変更したが・・・23:00⇒9:00〜に変更したものの湯沸かしの開始は12:00(正午)から始まった。

その➁
23:00⇒8:00に設定変更 ⇒ 1時間時間をずらした結果、11:00から沸き上げが開始された。しかしうちの太陽光パネルは午前のほうが効率が良いので更に変更が必要である。

AM11:00から沸き始めている

その③
実時刻23:00を起点に時刻変更すると分かりにくいので、実際に沸き上げ開始の時間で時刻変更することにした。結果としてAM8:00(実時間)から「沸き上げ」が開始することが出来るようするためには、台所のコントロールパネルの時間表示の設定をAM1:00にする必要があった。

キッチンのリモコンパネル(現時刻はAM8:00)で沸き上げ開始
AM8:00から沸き上げ開始している

いろいろ設定変更しながらではあるものの1週間が経ったので1度、電気料金の使用状況確認をすることにした。

■電気使用量の確認(カテエネのマイレポートで確認)※カテエネ:中部電力のシステム

前週:8日〜14日 合計4,040円

今週:15〜21日 合計2,530円 ▲1,510円

天候や休日の違いもあるが、単純に計算して1週間で1,510円の節電が出来た。この場合だと1ケ月で5〜6千円の節約が出来ることになり、売電収入の減額をかなり吸収してくれることにになりそうだ。

■設定変更の課題

今回の時刻設定で節約できた電気料金はあくまでも比較的、天気が良い1週間のものであった。今後は日照時間は伸びるものの、梅雨時期であれば1週間連続の雨天も想定される。雨天の日には太陽光でまかなえないので、デイタイムの高額な電気料金(36.27円/kwh)でエコキュートが動作してしまう。※ナイトタイム(13.70円/kwh)

課題①:雨天時の運用方法の検討

課題➁:日照時間の短かくなる秋以降の運営方法

雨天日の都度時刻変更するのは非常に面倒である、もっと簡単にできないものであろうか?

対策(案)の検討

そこで取り扱説明をみるとエコキュートには時間に関係なく手動で「沸き上げ」開始することができる機能があることが分かった。いままでは使ったことが無かったので分からなかったが、この機能を使って実時間の23:00以降に「沸き上げ」を開始させればナイトタイムにお湯を沸き上げることが出来そうだ。検証が必要ではあるがタンクが満タンになっているのでデイタイムの「沸き上げ」は最小限で使った分の「沸き上げ」だけで済むであろうと思われる。

この方法だと時刻設定の変更することなく夜間(お風呂)に使った後、ナイトタイムで「沸き上げ」が可能になる。もちろん天気予報で翌日が雨天の場合の就寝前に設定する必要がある。

設定変更前の売電状況(デイタイムは売電、ナイトタイムで買電している)
■今回のまとめと今後について

今回の取り組みで節電が可能であることは検証できた、雨天の時の検証が出来ていないが概ね良好な結果になった。やはりエコキュートの「沸き上げ」は消費電力が多いので太陽光発電でまかなうほうが良い。今までは売電を増し収入を増やすほうが良かったが、卒FIT(固定買取制度終了)になった場合の太陽光発電は使ったほうが良さそうだ。これからも検証は1ケ月、年間で続けていきたいと思っている。

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