新潟での釣りとゴルフを終え、キャンピングカーはさらに北へ。次の目的地は、山形県のオートキャンプと渓流釣りだ。しかし天候は予報通りの大雨に、小国町の白い森オートキャンプ場に入るものの、タープも張れずに車内待機になってしまった。そして川も次第に濁りとても釣りができる状態ではない、そのため雨のなか小国町周辺で食事を楽しむ。2日後の午後にやっと雨がやみ増水後の川に竿を出すことが出来た。
■白い森オートキャンプ場は雨で3泊滞在に
ゴルフの前倒しでキャンプの予定も1日早まった、しかし予報通りの雨になり止む2泊後に釣りをすることに変更した。結果として3泊このキャンプ場で滞在することになった、そして2日目も朝から空模様が不安定、前日にはまとまった雨で川は茶色く濁っている。それでも雨は少し小降りになり、徐々に川の状態も回復してきた。増水が気になりながらも、「これは逆にチャンスかもしれない」と期待して昼過ぎから山へ向かってみることにした。

■釣れた尺イワナ
山間部の渓流は完全な濁流ではない「これなら釣りになる」、むしろ大雨後は警戒心が薄れ大型魚が動くことがある。期待しながら入渓したものの笹濁りの状態、流心は流れが強く底を取るのは難しい。そして開きの流心脇を丁寧に流すと小気味よい良い当たりがある、少し弛みに入るとウグイが掛かってしまう。庄川で釣った渓魚も残っているのでキャッチ&リリースになる、また少し上流部へ進むうちに濁りも少なくなってきた。

徐々に渓相が良くなり深場のある大場所に入る、良型のヤマメに27cmのイワナが立て続けに釣れた。そして大岩の横を流れる深い筋へエサを送り込んだ瞬間「ドンッ!」今までとは明らかに違う重量感、一気に下流へ走る。増水した流れの中でロッドが大きく曲がる、無理をすると切られる。慎重に耐えながら寄せてくると、白い腹がギラッと見えた。ネットに収まったのは太く迫力のある32cm尺イワナ、雨後の増水で活性が上がっていたのか最高の1匹だった。もちろん「もっと大きくなってくれ」と願い、流れの中に優しくリリースした。

大雨後だからこそ出会えた魚、普段なら警戒心が強くなかなか口を使わない大型魚。しかし水量が増え流れが変化したことで一気にスイッチが入ったのかもしれない。もちろん大雨後の釣行は危険が多いので無理は禁物だ、実際、この日も川へ降りる場所はかなり慎重に選んだ、少しでも危険を感じる場所には入らない。自然相手の釣りでは「引き返す判断」も大切だと改めて感じ、この尺イワナを最後に戻ることにした。
■雨中の車中泊と昼食
山形の静かな夜を車中泊で過ごす、釣りを終えたあとは温泉へ。冷えた身体を温めると一気に疲れが抜けていく。
夕食はスーパーで買った食材と簡単な車内料理、釣り旅の夜は豪華ではないがそれがいい。また、大雨で停滞中は近くの食事処を探して昼食へ向かった、そして昨年も訪れた「金目そば」と地元料理「たかきびうどん」で連日の雨のなかでも昼食を楽しむことができた。




■まとめ
連日の雨のなか実釣時間は限られた、また大雨で動くこともままならないなか美味しい食事も楽しむことが出来た。それでもハイエースのキャンピングカーなら街中でも普通に移動することが出来る、買い物や食事も難なくこなしてくれる。もちろん尺イワナが釣れたことも嬉しい。しかし、非日常の旅のなかでも不自由なく過ごせるキャンピングカーの存在はありがたい。
そして、初夏の東北を北上するキャンピングカーの釣り旅は、まだまだ続く――

