キャンピングカーで行く初夏の釣り旅⑤|山形から鬼首温泉へ、移動日と荒雄川の釣り

 山形県での渓流釣りとオートキャンプを終え、キャンピングカーの旅はさらに北東へ。次の目的地は宮城県・鬼首温泉(おにこうべ温泉)だ。しかし前日まで降り続いた大雨で最上川は増水気味、予定していた釣りが難しいかもしれないなか「今日は移動を楽しむ日にしよう」と気持ちを切り替え山あいを縫うように続く国道を北へ進んだ。ところがさらに思わぬトラブルも発生し、釣りどころか思うように先へ進むことすらできなかった。

■天候が回復した白い森オートキャンプ場を出発

 雨が続いた後の朝のキャンプ場で濡れたものをゆっくり乾かす、タープを張ることもできずほとんど車内で過ごした夜だったが、キャンピングカーならこういう天候でも比較的快適に過ごせた。のんびり朝食をとりゴミ処理など行ってから、新緑に輝く山々を眺めながらゆっくり出発する。「これも旅らしい時間だ」と思えるのは、時間に縛られない釣り旅ならではかもしれない。

3日目の朝、ようやく青空が戻ってきた

■新緑の山道のトラブル

 今日は山形県南部から最上町まで北上する予定である、時間があれば最上川支流で試し釣も出来ればと思っていた。しかし国道に入った瞬間に「トンネル内で事故全面通行止」の案内板が目に入る、Googleマップのナビもすかさず迂回路を案内し始めた。しかしこれが大きな間違いであった、途中までは快適な道路であったものの峠を越える道路は狭路に変わり始めた。急カーブが連続し対向も難しい狭路が続く、そして迂回する車も増え不安が増してきたところで渋滞が発生し前に進まなくなった。どうやら前方で車同士がすれ違えず立ち往生しているようである、進むことも戻ることもできずに時間だけが経過する。それでも何とか動き始めたが、その頃には通行止めも解除されていたようである。 

前が渋滞で止まってしまった、すれ違える場所が少ない(桜峠)

■おらだの川公園キャンプ場へ向かう

 やっと国道に戻り先に進むが「今日は移動を楽しむしかない」、途中で小さな道の駅や直売所に立ち寄りながら北上する。山菜や地元野菜を眺めるのも旅の楽しみのひとつだ、そしてすこしでも夕食の楽しみにしたい。最上町のおらだの川公園キャンプ場までは約180km、迂回路で足止めされたこともあり到着した頃にはすっかり夕方になっていた。「最上町簡易宿泊施設りんどう」で温泉に入り車中泊にする。駐車場での車中泊は無料とのこと、なお炊事場は利用できないがトイレは無料で使用可であった。

「最上町簡易宿泊施設りんどう」キャンプ場の受付もここで行っている
お湯は「美肌の湯」施設は古いが、しっかり温まることが出来た

■翌日は鬼首温泉に向かう

 雨が降り始めるなか山形から宮城へ向かう、道中は新緑が美しく雨に濡れた山々は深い緑に包まれた。天候は回復に向かう予報であったが、ここ鬼首周辺だけは雨雲が居残ったようで結局終日の雨となってしまった。鬼首温泉へ到着後はすぐに「目の温泉」で入浴、昼食はすぐ近くの山の幸直売店「大久商店」で鬼そばを食べる。そして今夜の宿泊地「荒雄湖畔公園キャンプ場」へ、降り続く雨のため炊事場の横で車中泊することに。

「目に良い湯」として知られる銭湯「目の湯」、露天風呂も備えた温泉施設である
山の幸直売店「大久商店」、鬼そばは温泉卵と山菜付
「荒雄湖畔公園キャンプ場」、山に囲まれているためか一日中雨が降り続いた

■荒雄川の釣り

 このエリアは渓流も多くイワナやヤマメの魚影も濃いことで知られている、ただ今回ばかりは雨の影響もあり川は増水して思うようにポイントに入ることはできなかった。それでも大場所で大型ニジマスを掛けたが、残念ながら浮いてきたところで痛恨のバラシ!キャッチ&リリースを前提にバーブレス仕様にしていたのでもっと慎重になるべきであった。天気も良くなってきたのでルアーロッドに持ち替え上流部のキャッチ&リリ-ス区間に向かったが、平日にもかかわらず多くの釣り人が入っており、思うようにポイントへ入れず早々に諦めることにした。

やっと天候が回復した荒雄川C&R区間(Bエリア)へ移動

■まとめ

 雨の日はキャンピングカーの車内で次に向かうルートを考えたりしながら過ごす、こういう「何もしない時間」が意外と贅沢だ。外では雨音が響き、その音を聞きながら車内で過ごす時間も悪くない。キャンピングカー旅は悪天候すら旅の思い出に変えてくれる。東北を北上する今回の旅、この先はいよいよ岩手方面へ向かう予定だ。川の状況が回復すれば本格的な渓流釣りも楽しめるかもしれない。

次回へ続く・・・ 

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